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心の病気


ストレス社会といわれる現代、日本では心の病が急増していると言われています。心の病気にはうつ病をはじめ、パニック障害、摂食障害、神経症などさまざまな種類があります。中で最も多いのがうつ病で、小学生からビジネスマンまで幅広い年代に広がっています。
一般的に近代医学による心の病気の治療では、薬物療法やリハビリ療法、精神療法などを中心に行われています。近年では医学の進歩より、以前には打つ手のなかった心の病も、早期発見することで早い回復が可能になりました。
しかし身体的な異常が現れない心の病は実際には見過ごしやすく、「これくらい大丈夫」と軽視される傾向があります。心の病は早期発見、早期治療が難しい病気なのです。
ホリスティック医学は身体的な異常を治す近代医学とは異なり、身体的、精神的、心理的、霊的な側面から健康を考える医学です。ホリスティック医学の中でもスピリチュアルな医学では、心の病は精神的なストレスによって患者の心のエネルギーが不足し、環境的、社会的な要因が組み合わさって引き起こされるものと考えています。
したがって治療は患者の心に霊的エネルギーを補充することが中心になります。心のエネルギーを補充することによって、肉体と同様に心にも自然治癒力が働きます。そして科学的な治療ばかりに頼らなくても徐々に心の健康を取り戻すことができるのです。
実際には心の病気は原因が複雑で、治療では近代医学とスピリチュアルな医療を組み合わせて進められます。


人間は「死」といえば人生の終わりと考え、恐怖や不安を思い浮かべるでしょう。
ホリスティック医学の一つスピリチュアルな医療では、独自の人生観に基づいた治療が特徴ですが、「死」についてもスピリチュアルならではの考え方があります。
霊的な事実が示され、現在のスピリチュアル医療の基本となっている「シルバーバーチの霊訓」では、死について「より大きな自由を得られる素晴らしい時」と述べられています。つまり死ぬということは「素晴らしい霊的世界へ旅立つ新しい出発点」であり、全く恐れる必要がないものと考えられているのです。
現在医療の中心となっている西洋医学では、死ぬことは最大の敗北であり恐怖である考えから、死をさけるための延命治療が重視されています。
これに対しスピリチュアルな医療を含むホリスティック医学では延命治療がよいこととされず、家族や大切な人が病気になった時には、ただその人の痛みや苦しみを軽減してあげることが大切なことと考えられています。死は自然現象の一つにすぎず、病人には新しい出発点として喜んで死を迎えさせてあげることが望ましいとされています。
このようにホリスティック医学と西洋医学とは死に対する考えが大きく異なります。西洋医学による治療が限界に来ていると言われる現在、スピリチュアルな死の捉え方は患者に癒しを与え、最後の時間を有意義なものにするためにも重要なものと考えられるようになっています。そして緩和ケア、終末期医療でも積極的にスピリチュアルな考えが取り入れられるようになっています。

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